株式会社オクダ
京都府京丹後市- 社名:株式会社オクダ
- 社長名:代表取締役 奥田 薫
- 住所:京都府京丹後市網野町浜詰676-5
- 取扱商品;ネクタイ一貫生産・各種縫製業
こんな会社/プロジェクトの体制でモノづくりをしている
当社では、企画から紋のデザイン、生地織、縫製、検品まで自社一貫体制で、ネクタイを主軸にふくさなどの様々な商品を製作しています。
強みとしては圧倒的なスピード感で、ニーズに即応し、デザイン修正から質感修正まで自社で行います。
スピード感の秘訣は、何といっても自社一貫体制であること。一般的に、デザインはデザインをする会社、織物は製織をする会社、縫製は縫製をする会社と分業体制を取られることが多い業界ですが、当社は違います。
自社でデザインを作り、織機に紋データを送り製織します。縫製では自動裁断機で設計に沿って裁断。手作業で裏付けや仕上げを施すところまで、自社内でやり遂げます。外注が主流である織物の「紋紙」作成を自社で行えることも、お客様の注文への即応につながっています。
社員全員で見据えるゴール、認識しているお客様の要望が一致しているので、万が一トラブルがあってもタイムロスなく、軌道修正ができるのが強みですね。
モノづくりへの想い
「進んでするのが、人の上。
まねしてするのが、人の中。
言われてするのが、人の下。
言われてせぬのが、人のクズ」社員一同、心に秘めたスローガンです。
そして、プライド・自信・謙虚さを持てば、おのずとお客様の信頼は獲得できるはず。お客様と一丸となり、一つの作品を作り上げていくことが当社の想いです。
当社の強みの一貫生産とはすなわち、デザインから最後の値付けまで責任をもって製品管理ができることを意味します。そして、品質管理・納期管理の徹底と、商品の安全性をお客様に提供できるということを表しています。
数あるネクタイの中で、当社のネクタイをお客様に選んでいただき、身に着けて心地よく、買ってよかったと思っていただけると、製造業の冥利に尽きるとつくづく感じます。
モノづくりへのこだわり
一貫体制のほかに当社の品質を支えているポイントは、二つあります。
一つは、当社が京都の京丹後市に位置していること。
当社のネクタイで用いるシルクの生産には適度な湿気が必要で、湿気の多い丹後の気候は、まさにシルクに適した地域と言えます。
もう一つは、モノづくりに携わるチームのメンバー全員が女性であること。
当社のモノづくりは、お客様からヒアリングした要望をもとに、糸の素材を選ぶことから始まります。次に、紋柄やデザインを作り、生地のサンプルを織り出します。サンプルをお客様に見てもらいながら、微調整を繰り返して完成に至ります。注文から納品まで全部で12に及ぶ工程で求められるのは、細かい要望への素早い対応力・わずかなミスも見逃さない集中力・製造業ならではの繰り返し作業を続けられる根気強さ。
ライフステージに合わせた働き方をしつつ、全員がプロフェッショナルとしてクオリティの高いモノづくりをしています。
北洞の糸を選ぶ理由
取引のある糸商さんの中で北洞さんをメインに選ぶ理由は、単純明快に品質が一番だから。
北洞さんは品質管理が徹底されているので、常に安定した状態の糸を購入することができます。原材料の品質が安定していると、信頼感をもって取引ができることはもちろんのこと、私たちも安心してモノづくりに集中できます。
また、北洞さんのまじめな人柄も魅力ですね。売り手買い手という関係上、商売の駆け引きがあってもおかしくないところ、北洞さんはまっすぐに、当社や当社のお客様、ひいてはエンドユーザーの満足に応えるために尽力してくれます。
高品質の原材料を提供してくれつつ、新しい糸を提案することで、織物の新たな可能性を感じさせてくれる。信頼できるモノづくりのパートナーとして、ご縁を大切にしていきたいと思います。